LOGBOOK of THE WORLD
            
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2009/01/22  一部改訂

LoTWって何?

LoTWは、アワードの申請に必要なQSLカードの提出を省略する為にARRLが2003年9月15日から新しく始めた方式です。
当初"DXCC"賞を対象として開始したのですが、2006年3月からWAS賞も対象となっています。

正式に免許されたアマチュア無線局ならば誰でも参加する事が出来ます。

勿論これからアワードを始めようとするビギナーの方も、既にDXCCのメンバーの方も含めて「誰でも」です。

ここに登録すれば、DXCCのニューアワードの申請やエンドーズメントに際してQSLカード提出を省略出来ます。 




登録したアマチュア局が、自分の運用ログを"LoTW"にアップロードします。

LoTWを管理するコンピュータは、他の多数の局から提出された全てのログと照合します。交信内容が合致したものに就いて証明(QSL)を行います。
証明(QSL)は、登録者が自分に関わるものに限って内容やリストの確認、ダウンロードなどが可能です。

他人に関わるものは、閲覧など一切出来ません。
コールサインを入力すれば、その局のQSO内容が表示される「ログチェック」等とは全く違う性格のものです。

これをARRLでは、"Trusted QSL"(Trustは信頼、責任、委託の意)と言っています。

これを可能とするために登録者には、運用する国を所轄する政府機関から正式に免許されたアマチュア無線局であること。登録者が本人であることを証明する義務を負わせいてます。




無料です

登録や、ログのアップロード、ダウンロード、閲覧などは無料です。
DXCCの申請やエンドーズメントに際しては審査対象となるQSLの数に応じた手数料が必要です。しかし、これまでの様にカードの送付と返信の為の費用などが不要となりますから、トータルすると安上がりだと思います。



自分のログも必要なの?

勿論必要です。交信した双方がログを提出します。
そして中身が合致したQSOに対して"LoTW"が確認の信号(QSL)を出します。
参加者は、自分のログプックの中身を全て"LoTW"のコンピュータにアップロードします。
そしてQSL分をダウンロードして内容の確認が出来ます。
自分が確認したいログだけをアップロードするのでは有りません。
他の人が求める確認が貴方のログの中に有るかも知れません。
全データをアップロードすることをお奨めします。

(提出するログの内容は、提出者の手の内に有る訳ですから選択した範囲を提出する事も可能です。しかし世の中はギブ・アンド・テークが両輪です。得るだけでなく与えることも忘れない様に致しましょう。) 

JA局のログも送るの?
基本的には、全て送るのが常識ですが、明らかに国内QSOだけを目的にしている局のログをアップロードしてもARRLのコンピュータが混乱するだけかも知れませんね。
その様なてんを考えて各自の解釈で進める事がベターであろうと思います。
ただ、JA局もDXCC上大切なワン・エンティテーです。その事は念頭に置いて下さい。


対象となるログがパソコンで管理されていること。
データを"ADIF"ファイルに変換が可能なこと。
が最低限度の必要条件です。



一度登録すれば以後全部OK?

貴方が移動したり別のコールサインで運用した時は新たに追加の登録が必要です。

"JA7IC"と"JA7IC/1"や"K6/JA7IC"は全部違うコールサインです。別個に登録が必要です。
海外での運用などにはその度毎の免許書類のコピーなども必要になるでしょう。



登録した証明は、3年に一度の更新が必要です。

更新方法は、メニュー「更新手続き」に掲載しています。


もっと詳しく知りたい !

"LoTW"のホームページ http://p1k.arrl.org/lotw/default を見ましょう。
  旧http://www.arrl.org/logw/は、Apr. 2010から新しいアドレスに移行しました。